ミニ四駆の速度やタイムを測れる、ミニ四駆スピードチェッカーのレビューです。自宅にコースがない人でも、これがあれば調整の目安になるのでお勧めです。
ミニ四駆スピードチェッカーを使いこなせば、間違いなくミニ四駆上達への近道となるでしょう。
TAMIYAミニ四駆スピードチェッカーの詳細
ミニ四駆スピードチェッカーの外観
こちらがミニ四駆スピードチェッカーの外観です。
横幅が公式レギュレーションの105mmになっています。幅だけではありますが、大会用の簡易的車検も出来るかと思います。
液晶やボタン配置はこんな感じです。
計測モード
ミニ四駆スピードチェッカーが計測出来るモードは、2種類あります。ひとつは、300mまでのタイムを計測するモードです。
もうひとつは30秒間の最高速度を計測するモードです。
実際に乗せてみた様子
ミニ四駆スピードチェッカーに実際に乗せてみました。カスタムしていない状態では、特に問題はありません。
問題なのは、立体用のセッティングにしてある場合です。後ろのブレーキやローラーが当たってしまい、きちんと乗りません。
ミニ四駆スピードチェッカーの仕様が古すぎて、物理的に無理です。
立体用セッティングにしてある場合は、手で押さえて前輪だけで測るなどの工夫をするしかありません。早く新型を出して欲しいところですね。
TAMIYAミニ四駆スピードチェッカーのレビュー
上達への近道
ミニ四駆スピードチェッカーは、ミニ四駆の速度を測るものです。しかし、セッティングを変えるごとに測ったりすると、ミニ四駆の上達が早くなると思います。
例えば、モーターを変えたらどの程度速度が変わるのか、重りをつけるとどの程度遅くなるかなど、目に見えてわかりやすいです。
ただ走らせるだけでは、微妙な速度の変化までは気付きにくいものです。速度を数値化することによって、確実に情報として得ることが出来るため、次の改造へ繋げることが出来ます。
コースがなくても
ミニ四駆をやるにあたって一番問題になるのが、コースでしょう。お金はまだ良いとしても、常設するには広い場所が必要ですし、毎回しまうのは面倒です。
どうしたものかと考えて、ミニ四駆スピードチェッカーを買うことにしました。これがあると、コースがなくても速度の計測が出来るため、自宅では重宝します。
古すぎる
ちょっと飽きれてしまう事実なのですが、発売当初から仕様が何も変わっていません。子供の頃持っていた方もいるかと思いますが、当時のまま変化なしです。
立体コース用のセッティングは、そのままだと計測出来ません。上述した通り、手で補助するなどの工夫が必要です。
現在のミニ四駆では立体コースが主流になり、TAMIYAの公式大会も立体です。そんな中、立体用セッティングに対応していないというのは、本当に残念な事実でした。
調子をチェック出来る
ミニ四駆スピードチェッカーで一番良いと思うのが、調子をチェック出来る点です。ただコースを走らせているだけだと、些細なスピードダウンなどには中々気付けません。
ミニ四駆スピードチェッカーで調子の良い状態時に測っておけば、調子が悪い時と比べてみることで、変化の違いを視覚的に正確に捉えることが出来ます。
何が原因かはわからなくても、何かが原因だということは数値としてはっきりとわかるのです。ミニ四駆だと点検するべき箇所はさほど多くないので、非常に救われています。
まとめ
立体用セッティングに対応してない点は非常に残念ではありますが、ミニ四駆の速度を測るには大変便利な代物です。特に、友人との勝負には欠かせません(笑)
これがあればコースがなくても、セッティングによる速度差なども数値で理解出来るようになります。ミニ四駆上達の手助けになること間違いなしです。