ミニ四駆に於ける提灯改造の作り方です。初心者の方は立体コースを攻略するために、ぜひともこの提灯改造をやってみましょう。
ミニ四駆提灯の作り方
提灯改造とは?
ミニ四駆における提灯とは、上の写真のようなマスダンパーがぶら下がっている改造のことです。これは立体用に開発されたもので、ジャンプ等で非常に安定した走行が可能になります。
ちなみに、上の写真の提灯が原型とされているもので、そこからフロント提灯だったり、ヒクオ(ボディ一体型の低重心提灯)だったりと派生します。
骨組み作り
まずは提灯の骨組みとなるものを作ります。これはFRPマルチ補強プレートというものを使用します。
こんな感じで、神社の鳥居のような形に組み立てます。
もっと見た目にこだわりたい方や、提灯の効果を最大限まで高めたいという方には、19mmカーボンプレートの方をお勧めします。
FRPマルチ補強プレートより長いため、提灯の効果をより強く出来ます。また、見た目もカッコ良いです。
ボディの保護をしよう
提灯改造は見た目通り、プレートが上下に動いてガンガンボディに当たります。このままだと、ボディを痛めてしまいます。
そのため、上の写真のようにボディに干渉する部分にスポンジを貼るのがお勧めです。これならボディを痛めません。
傷がつくと塗装やシールが剥げてしまいますので、きちんと保護してあげましょう。
マスダンパーを取り付ける
骨組みが出来ましたら、マスダンパーをぶら下げましょう。付け方には色々あるかと思いますが、こちらはWナットで締めた例です。
もう一方の例として、今度はネジを上から差し込み、下はスタビヘッドで止めてみました。こっちの方がマスダンパーを交換しやすくて良いかもです。
ただちょっと邪魔なのと、ロックナットの方がスペースや見栄え的にも良いかなと思います。
高さはボディに合わせる
提灯の位置ですが、ボディを覆うような高さまで上げましょう。提灯全体の重さが常にマシンにかぶさるようにします。
高さは使用するマシンによって変えて下さい。見てるだけでも何となくわかるかと思いますが、提灯改造では基本的に横に出っ張りがないボディが向いています。
振動やハネをより吸収出来るように、スプリングを使ってあげるとより効果的になります。
以上で提灯改造の完成です。
提灯改造のまとめ
立体コースで活躍
ミニ四駆をやり始めた頃、立体コースが難しすぎて全然走らせることが出来ませんでした。既製の立体用パーツなどを買って挑戦してみても、安定するまでには至りません。
初めて提灯を作って走らせてみた日を、今でも覚えています。それまで安定して走らせられなかったコースが、提灯改造にした途端に見事に走破したのです。
それどころか近所にあった3種類の立体コースも、全て完走してしまいました。これには本当に驚きで、提灯改造の効果は絶大なんだと実感するに至りました。
初心者でも
提灯改造は、立体コースを攻略するための第一歩といえます。初心者の皆様はぜひとも一度作ってみて、効果を実感してみて下さい。
まずは基本の提灯を作ってそこからフロント提灯だったり、ヒクオだったりに派生させていくと良いです。ヒクオの作り方は以下の記事にて紹介しています。
以上、ミニ四駆の提灯改造の作り方でした。